
Sidel Matrix SBO 10の温度を適切に設定するためのポイント
もし、Sidel Matrixオーブン内のランプを交換したことがあるなら、その手間の大変さはご存知でしょう。単に適切なワット数のランプを接続して済むわけではありません。もし温度曲線が正しくなければ、すべてを再調整するのに時間がかかります。
だからこそ、私たちは工場で使用されているランプと全く同じ仕様のランプを開発しました。電圧やスペクトル出力、物理的なサイズも全て同一です。そのため、交換した後はすぐに作業を再開できます。
カギは温度曲線にある
SBO 10は、PETプリフォームを適切に加熱するために短波赤外線を利用しています。これは微妙なバランスが求められます。電圧が少しでもずれると、「冷たい部分」ができたり、均一に加熱されなかったりします。
私たちは、OEM製品と同じ電圧とワット数でランプを動作させます。なぜかというと、1平方ミリメートルあたりの熱密度を一定に保つ必要があるからです。そうすれば、コントローラーも安定して動作し、予期せぬ問題も起こりません。
特別な工夫は不要
高純度の石英ガラスを使用しているのは、正直なところ、ブロー成形は装置にとって過酷な作業だからです。熱衝撃も激しいのです。
コネクタも、そのまま取り付けられるように設計されています。配線をいじったり、本来あるべき場所に合わせたりする必要はありません。
また、発熱体の長さや電極の位置にもこだわっています。発熱体が数ミリメートルでもずれると、熱の分布が変わってしまいます。それにより、ボトルの壁厚が不均一になってしまいます。そうならないように、私たちは部品のサイズを同一にしています。
現場での実際の状況
これらのランプは、高速なサイクルタイムを実現するために高い熱密度を持っています。これは生産には有利ですが、オーブンの換気システムには大きな負担をかけます。
アドバイスとしては、冷却ファンをチェックしてください。もしほこりで詰まっていたり、故障し始めていたりすると、高出力のランプが反射板を壊してしまいます。空気の流れを良好に保てば、ランプの寿命も大幅に延びます。
私たちは、出力を上げるよりも、スペクトルの一致性を重視しました。実際、安定性こそが、ボトルが変形しないための鍵です。それだけです。